知育玩具で笑顔のコミュニケーションを
2020.08.28
乳幼児期の赤ちゃんは、ひと月ごとに大きく成長します。「遊び」を通じて、すくすくと、健やかに育ってほしい。それはパパ・ママ家族みんなの共通の願いですね。
知育玩具とは、赤ちゃんの成長段階に合わせて、持って生まれた能力を引き出す工夫がいっぱいの玩具なのです。
ひとりひとり異なる資質や個性をもって生まれる赤ちゃんは、その成長に個人差がある一方で、発達の道筋は、共通した特徴があります。それはどんな赤ちゃんも成長のステップを踏んで大きくなること。視覚、聴覚などの五感を発達させ、認識力を高め、自己探求や他者との関わり深めるプロセスは一緒です。知育玩具は遊びを通して、その時にふさわしい能力が引きだされることを目的にしているのです。 例えば視力が未発達な新生児には、目で追視できるようカラフルで音の出るデザインや、ハイハイが間近な子にはその動作を促す好奇心を刺激する動きのある工夫が盛り込まれているというわけです。
大切にしたい「親子のコミュニケーション」
発達心理学的に、赤ちゃんはとくに人の顔に興味を持つと言われています。
機嫌のよいときには、顔を近づけて笑顔で話しかけてみてください。話しかける内容は「〇〇ちゃん、ごきげんだねー」「おひさまが明るくて気持ちいいね」など、なんでもOK!
両親から守られているという安心感を糧に、赤ちゃんは自らの心を育てていきます。外界の認識力を高め、自己探求や他者との関わりを深めていくのは、この安心感が土台です。知育玩具があれば、声かけ、話しかけのきっかけがたくさん生まれます。言葉の意味はわからずとも赤ちゃんは、大人の顔色を読み取る力はあるので、表情豊かに、明るく話しかけてあげてくださいね。
ここから月齢別の赤ちゃんのコミュニケーションのコツを紹介します。
新生児~3カ月ごろ ねんねの赤ちゃんはコントラストの強い色や音、声に反応
新生児の赤ちゃんは、1日のほとんどを「ねんね」で過ごします。音や声には反応しますが視力はまだ弱く、顔の近くにきたものをじっと見つめます。コントラストの強いカラフルな色合いで、まさに追視遊びはこの時。また3カ月ごろになると、手でものを握るようになり、感情表現も豊かになってきます。
新生児におすすめの知育玩具は、ねんねの姿勢からゆらゆら揺れる姿が見えるモビールや、音の鳴る(オルゴールなどの)おもちゃ。手が使えるようになると、ラトルなどもおすすめです。大人がパペットで遊んであげるのもよいでしょう。
6カ月~10カ月ごろ 遊びながら体の発育を促して
この時期の赤ちゃんは、両手が使えるようになり、視界も広がります。10カ月ごろになると、ひとり歩きも安定してくるでしょう。ものを積んだり、転がしたりするのが楽しくなってくるころです。赤ちゃん用のボールや、積み上げたりつないだりできるおもちゃはいい運動になります。大人の言葉を理解し始める時期なので、絵本を読んであげるのもいいですね。
1歳ごろ たっちやあんよも 高まる好奇心にこたえるおもちゃを
1歳になると、大人の行動に興味を持ち、赤ちゃん用のおもちゃよりも大人が使う道具に興味を持つようになります。運転ができる車のおもちゃや、子ども用の楽器のおもちゃなど、少し本格的なおもちゃで遊んでみてもいいでしょう。
あんよをサポートするベビーウォーカーなどもおすすめです。1歳ごろは積み木で遊び始める時期でもあります。積み木は、お家にひとつあると長く遊べるおもちゃです。
2歳ごろ ごっこ遊びを楽しみ、自己主張も活発に
少しずつ周囲に興味を示し、「周り」と「自分」の区別ができるようになるのが2歳ごろ。そのため、周りの行動を真似したり、自己主張をしたりといった場面が見られます。お子さまによっては、大人を真似た「ごっこ遊び」ができるセットを楽しんだり、ものが動くしくみに興味を持ったりします。ボールや積み木など、自分で遊べる知育玩具を好みます。「いくよー」と声をかけてボールを転がしてあげたり、積み木を手に持っていたら「赤いね」「丸だね」などど、色や形を表す言葉を教えてあげるのもよいでしょう。色や形が分かるようになってきたら「この積み木は何色かな?」とクイズをだしてみては。
3歳ごろ がんばってやったことを、たくさんほめて世界を広げて
お友だちや周囲に対しての関心が高まり、いろいろなことに「なぜ?」と興味を持つように。多い・少ない、大きい・小さい、なども理解できるようになってきます。親子で一緒に遊びながら、「多いのはどっちかな?」「2個とってください」と声をかけてみると、子どもがどの程度理解しているのかが分かります。
がんばってつくったものを見せてもらったときは、いいところをいっぱい伝えてあげると、お子さまの自信になるでしょう。運動能力や言葉の発達もめざましく、自分の表現したい行動や言葉がスムーズになってきます。お子さまの興味を見極めて、徐々に高度なものにチャレンジしたり、お子さまの世界観を広げてくれるようなおもちゃを与えるとよいでしょう。
知育玩具選びのコツ
一般的に商品パッケージには「対象年齢」(ダッドウェイでは「ご使用の目安」)が記載されているので参考にしてください。
店頭のおもちゃコーナーでお試し遊びをさせながら、パパ・ママ自身がその時のお子さまの成長をしっかり見守ってください。成長の早い遅いを気にすることよりも、わが子ならではの特徴をよく把握することがポイントです。店頭の販売スタッフも多くの親子に接しているので、相談するのもおすすめ。「教育のため」と堅苦しく考える必要はありません。「鏡を見て笑うようになった!」「上手に積み木がつめるようになった!」など、お子さまの成長を発見することは、何事にも代えがたいよろこびです。それをお手伝いするのが知育玩具。
ぜひ、お子さまに寄り添って一緒に遊び、たくさん笑ってくださいね。
楽しそうなパパ・ママの笑顔が、お子さまにとって何よりの心の糧なのですから。
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